気くばりの教科書
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現在の業務内容が主に企業の社長や取締役等の重役を相手に
することが多く、相手方に失礼のないようにするにはどうしたら良いのか?
また、職場の中でも、どこまで気を遣うべきか?どのように気を遣うべきか?
とウンウン悩んでいる時に、この気くばりの教科書が目に入ったので
読んでみました。
著者はJALの客室乗務員、飛び込みの広告営業などを経て
現在はマナー講師として活躍されているようです。
著者が女性のため、身だしなみ(ファッションやメイク等)については、特にそうですが、
その他の項目も主に女性に向けて書かれている印象が強いです。
しかし、気くばりに対する考え方等は
男性である私にとっても「なるほど」と思う内容が多数あったので、
男性読者でも読める本になっています。
気くばりとは!みたいに概念的な話もありますが、実践的な内容も豊富のため、
とても参考になりました。
Contents
特に参考になった部分
「気くばり」と気づかせないのが「気くばり」
私は相手に気を遣われると、相手に気を遣わせてしまって
悪いなぁと思ってしまって逆に気を遣ってしまうので、
この部分を読んで「確かにそうだ!」と納得しました。
でも逆に自分から気を遣うときは、相手から
「気を遣わくて良いよ。」と言われることが多いため、
相手に気を遣わせてしまっていたんだなと反省しました。
「気くばり」と気づかせないように、さりげなく気くばりを
するのは、難しいですが、今度から気をつけようと思いました。
ダメ出しも良い出しもする
この考え方は目からウロコでした。
ダメ出しは、仕事柄、申請された書類の間違っているところを
指摘する(=ダメ出しをする)ので、よくしますが、良い出しについては
そもそも、そういう発想自体ありませんでした。
よくよく考えると良いところを、たくさん持っているのに、
そこはスルーして、相手の悪いところばかりに目がいっていたなと
反省しました。
特に妻や子ども達を見る時はダメ出しばかりだなと
思ったので、今日から早速良い出ししていこうと思いました。