内斜視でもプリズムは、すぐには付けない
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内斜視の治療=プリズムメガネと思ってはいませんか?
私は、そう思っていました。汗
もちろん内斜視を矯正する場合、どこかのタイミングで
必ずプリズムメガネは登場します。
しかし、小さい子の場合は、すぐにはプリズムを付けません。
その理由は・・・
Contents
プリズムを付けると視力が下がる
プリズムを付けると、どうしても視力が0.1~0.3程度下がってしまうそうです。
そのため、プリズムを付けた後も、視力をある程度確保するために、
まずは、視力アップを優先するそうです。
大体メガネ(プリズム無し)を掛けた状態で、視力1.0になるまでは、
プリズムは付けないと医師から言われました。
プリズムを付けるまでにすること
プリズムを付けないからと言って、何もしないわけではありません。
下記のような目を使わせるためのトレーニングをすることになります。
アイパッチトレーニング
アイパッチトレーニングとは片方の目を隠して
もう片方の目で物を見るトレーニング方法です。
通常は視力の良い方を隠して、視力の悪い方の目を
鍛えるためにするトレーニングだそうです。
うちの子の場合、内斜視ですが、どちらの目も寄っていたので、
午前は左目、午後は右目と言ったように左右交互につけて
片目でしっかりと見るトレーニングをしていました。
アイパッチトレーニング中に下記のトレーニングも
行いました。
視点を動かすトレーニング
視点を動かすトレーニングとは
両目で物をしっかり見るようにするためのトレーニングです。
ぬりえや迷路などをさせて、ペンや指先を動かしながら、
その先端をなるべく黒目で追うようにさせます。
私が医師から紹介されたのは「点と線」と言う名前の
トレーニング方法です。
トーマスやドラえもん等の絵の途中に点をつくり、
赤鉛筆で、その絵をなぞりながら、点の部分は○で囲む
トレーニングです。
この「点と線」を1日1回行いました。
プリズムを付けるまで掛かった期間
うちの長男くんが通院を開始してから、上記のようなトレーニングを始めて
プリズムを付けるのに約1年も掛かりました。汗
内斜視の治療には、大変な時間が掛かります。