今日の学習内容
使用教材:【第3版】みんなが欲しかった簿記の教科書(日商3級商業簿記)
勉強時間:30分間
学習範囲:
Capter5-1「有価証券」
Capter5-2「固定資産」
今日学んだ内容のポイントまとめ
Capter5-1「有価証券」
有価証券とは株式会社が発行する株式や社債、国が発行する国債、地方自治体が発行する地方債などを言い、国債、地方債、社債をまとめて公社債と言う。
日商簿記3級では、売買目的で所有する有価証券のみが範囲のため、売買目的有価証券の処理方法を覚えれば良い。
売買目的で有価証券を購入したときは売買目的有価証券で処理を行う。この場合の計上価格は、有価証券を購入するために支払った金額に売買手数料を加算した金額となる。
有価証券の取得原価=購入代価+付随費用
株式を購入したときは1株あたりの購入単価(株価)に購入株数を掛けて購入代価を計算する。
株式の取得原価=購入単価✕購入株数+付随費用
公社債を購入したときは、購入単価に額面総額から額面金額を割って算出した購入口数を掛けて取得原価を計算する。
公社債の取得原価=購入単価✕購入口数(公社債の額面総額÷額面金額)+付随費用
【有価証券を購入したときの処理】
| (売買目的有価証券)100万円 | (現金)100万円 |
※株式であろうと、公社債であろうと、全て勘定科目は売買目的有価証券で処理をする。取得原価の計算方法が異なるため、そこに注意が必要。
有価証券を売却したときの処理は売買目的有価証券を減少させ、売却価格と帳簿価格との差額は有価証券売却益または有価証券売却損で処理を行う。
【売却益が発生した場合】
| (現金)100万円 | (売買目的有価証券)80万円 |
| (有価証券売却益)20万円 |
【売却損が発生した場合】
| (現金)80万円 | (売買目的有価証券)100万円 |
| (有価証券売却損)20万円 |
配当金を受け取ったときは受取配当金で、利息を受け取ったときは有価証券利息で処理をする。
【配当金を受け取った場合】
| (現金)1万円 | (受取配当金)1万円 |
【利息を受け取った場合】
| (現金)1万円 | (有価証券利息)1万円 |
Capter5-2「固定資産」
固定資産とは建物や備品、土地、車両運搬具など、企業が活動するために長期にわたって使用する資産のこと。
【固定資産の具体例】
| 建物 | 店舗、事務所、倉庫など |
| 備品 | 机、椅子、応接セット、棚、パソコンなど |
| 土地 | 店舗、事務所、倉庫などの敷地 |
| 車両運搬具 | 商品配送用トラック、営業用車両など |
固定資産を購入したときは建物や備品などの該当する固定資産の勘定科目で処理を行う。
計上価格は固定資産の購入代価に不動産会社に支払った仲介手数料や登記料、備品の設置費用などの付随費用を加算した金額で計上する。
固定資産の取得原価=購入代金+付随費用
感想・気づき・つまづいた点
有価証券・固定資産ともに取得原価の計算方法がなかなか難しいです。今は覚えているので、何とか計算できますが、特に公社債の購入口数の計算がちょっと分かりづらいので、苦手です。
また、売買するときの計算ですが、売買する場合には、たとえ一部しか売らない場合でも、その都度、有価証券売却益か有価証券売却損を計上しないようです。章末についている基本問題で半分売却した際の仕訳の問題がありましたが、最終的に+か-かを記入すれば良いと考えてしまっていたため、普通に間違えてしまいました。
次解く時には絶対に間違えません!
明日の予定
今日はChapter05有価証券と固定資産をしたので、明日はChapter06その他の取引に取り組みたいと思います。
明日の目標はChapter06-1未収金・未払金~Chapter06-10訂正仕訳までを終わらせたいと思います。
日商簿記2級まで残り105日。
明日も勉強がんばります。


コメント