今日の学習内容
使用教材:【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)
勉強時間:1時間
学習範囲:
Lesson13-01「データベースの基本」
Lesson13-02「関係データベース」
Lesson13-03「データベース設計」
Lesson13-04「データベース管理システムとSQL」
出る順!過去問&完全解説
今日学んだ内容のポイントまとめ
Lesson13-01「データベースの基本」
データベースとは情報の集まりのこと。データベースを図で表す場合、慣習として円柱で表記する。様々なデータベースがあるが、主なものは関係データベースモデル、階層データモデル、ネットワークモデルの3種類。特にITパスポート試験では関係データベースモデルが出題されやすい。
階層データベースでは、データ同士の関係を木構造で表す。各データは親となるデータを1つだけ持つことができる。
ネットワークモデルとはデータ同士の関係を網の目のようにつながった状態で表す。各データは親となるデータを複数持つことができる。
Lesson13-02「関係データベース」
関係データベースとはデータを「表(テーブル)」で管理するデータベースのこと。「表(テーブル)」は行(レコード)と列(属性)で構成される。
フィールドとは行を構成する個々の要素のこと。エクセルで言うところのセルを表す。
行はフィールドの集まり、表は行の集まり、データベースは表の集まりと表現することができる。
主キーとは、表の中からある特定の行を識別するための列のこと。専門的な表現を使うと「行を一意に識別するための列」と表現できる。主キーになるには1.重複する値がないこと、2.データが空(NULL)ではないこと、の2つの条件を満たす必要がある。
複合主キーとは複数の列を組み合わせて主キーにしたもの。主キーの条件を満たす列が1つもない時に複合主キーにする。
外部キーとは別の表の主キーを参照する列のこと。関係データベースではデータの内容や種類ごとに表を分けてデータ管理するため、別の表を参照するときのために外部キーを設定することがある。
Lesson13-03「データベース設計」
E-R図とはデータの関係性を「エンティティ(実体)」と「リレーションシップ(関連)」という2つの概念を使って表した図のこと。関係データベースを作成する際の設計図になる。リレーションシップには次の3種類がある。
・1対1(E-R図では「ー」で表す)
・1対多(E-R図では「→」「←」で表す)
・多対多(E-R図では「↔」で表す)
正規化とはデータが重複したり、データ更新の際に矛盾が生じたりしないように表を分けること。
Lesson13-04「データベース管理システムとSQL」
データベース管理システム(DBMS)とはアプリケーションソフトウェアの要求に応じてデータベースを操作するシステムのこと。
データベース管理システムの主な機能は
・データ操作
・トランザクション管理
・排他制御
の3つ。
データ操作とはデータベースに格納されているデータを操作すること。選択、挿入、更新、削除、射影、結合の6種類ある。操作の意味はエクセル操作と同じ。違うところは「選択」が表からある特定の行のみを取り出す操作、「射影」が表からある特定の列のみを取り出す操作という点。
トランザクション管理とはユーザーがデータベース管理システムに対して行う一連の命令を管理する機能のこと。
トランザクションとは「関連する複数の処理のまとまり」のこと。たとえばAさんからBさんに振り込む場合は1.Aさんからの出金処理、2.Bさんへの入金処理の2つの処理を行うことになるが、この処理を1つとして捉えることをトランザクションと言う。
コミットとはトランザクションが正常に完了した際に、データベースの更新内容を確定すること。
障害回復(リカバリ)とは壊れたデータやハードウェアを直すこと。データベースを修復するにはバックアップファイルとログファイルが必要になる。
ログファイルとはデータベースの更新履歴を記録したファイルのこと。
ロールバックとは、トランザクションを実行中に障害が発生した際にデータベースをトランザクション開始直前の状態に戻す手法のこと。ロールバックでは更新前ログファイルを使ってデータベースを復元する。
ロールフォワードとは障害が発生した際にデータベースをトランザクション完了直後の状態に戻す手法のこと。ロールフォワードではバックアップファイルと更新後ログファイルを使ってデータベースを復元する。
排他制御とは複数の人が同じデータを同時に更新しようとした場合に、データに矛盾が生じないようにする機能のこと。具体的にはデータベースに対するデータの読み書きを一時的に制限する機能(ロック・アンロック)を使ってデータの一貫性を保つ。
SQLとは関係データベースを操作するための言語。
出る順!過去問&完全解説
11問中9問正解
関係データベースを構成する要素の関係を表す図の中で表、レコード、フィールドがどこに入るのかを問う問題で、表、レコード、フィールドを言葉だけで比べるとフィールドが1番大きいような気がしてミスりました。
排他制御の問題で、2台のPCから1つのファイルを並行して処理をした場合、最終的にファイルのデータはどうなるかを問う問題で、当たり前にロック・アンロックが掛かっていると勝手に思い込んで間違えました。排他制御の計算問題では、ロック・アンロックがあるか、ないか、ちゃんと確認して解く必要があることを学びました。
感想・気づき・つまづいた点
職場で昔、ほんの少しですがAccessを使ったことがあるので、懐かしさを感じながら勉強しました。ほとんど忘れていましたが、そういえばAccessに詳しい人が「主キー」がどうとか言っていたなと記憶にあるのと、関係データベースの操作方法がExcelに近いため、けっこうすんなり中身は入ってきたんじゃないかと思いました。
トランザクションの計算問題?は、プログラミングの問題よりは、わかりやすく、少しの勉強で点が取れるようになりそうなので、他の問題も解いてみて慣れてみようと思います。
明日の予定
今日は予定通り第13章データベースを終了することができました。
明日からは第14章ネットワークに取り掛かります。
明日の目標はLesson14-01「LANとWAN」~Lesson14-05「インターネットサービス」を学んで
第14章を終わらせたいと思います。
残すはあと2章!明日も勉強がんばります。
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