【日商簿記3級商業簿記勉強記録|3日目】現金預金を学習!

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今日の学習内容

使用教材:【第3版】みんなが欲しかった簿記の教科書(日商3級商業簿記)
勉強時間:45分間
学習範囲:
Capter3-1「現金」
Capter3-2「現金化不足」
Capter3-3「当座預金」
Capter3-4「当座借越」
Capter3-5「小口現金」

今日学んだ内容のポイントまとめ

Capter3-1「現金」

簿記上の現金は硬貨や紙幣だけではなく、金融機関ですぐに現金化できる通貨代用証券も含まれる。

通貨代用証券の例
・他人振出の小切手
・送金小切手
・郵便為替証書
・配当金領収書
・期限到来後の公社債の利札
上記を受け取った時は全て現金として処理を行う。

Capter3-2「現金化不足」

帳簿に記録した現金の残高(帳簿残高)実際の現金の金額(実際有高)が一致しないことを現金化不足と言う。

現金化不足が発生した場合は帳簿残高が実際有高になるように帳簿上の現金を現金化不足という勘定科目で調整を行う。

【帳簿残高>実際有高の場合】

(現金化不足)100万円 (現金)100万円

【帳簿残高<実際有高の場合】

(現金)100万円 (現金化不足)100万円

現金化不足の処理を行ったあとに不一致の原因が発生したときは原因が判明した分の現金化不足を減少させ、該当する勘定科目に振り替える。

【現金化不足の処理をした後に一部原因が判明した場合】

(現金)10万円 (現金化不足)10万円
(現金化不足)8万円 (売掛金)8万円

Capter3-3「当座預金」

当座預金とは預金口座の1つで、預金を引き出す時に小切手を用いる点と、利息がつかない点が特徴。

当座預金の預け入れや引き出しは当座預金で処理をする。具体的には当座預金に現金を預け入れたときや当座預金口座に入金があったときは当座預金を増加させる処理を行い、小切手を振り出したときや自動引き落としがあったときは当座預金を減少させる処理を行います。

仕訳をする際には取引ごとに仕訳をするが、「ただちに」等のキーワードがあり、相殺が可能な処理がある場合は省略することができる。

【売掛金を小切手で受取り、ただちに当座預金に預け入れた場合】

(現金)100万円 (売掛金)100万円
(当座預金)100万円 (現金)100万円

上記は一連の流れのため、現金を当座預金に振り込む処理を省略して

(当座預金)100万円 (売掛金)100万円

と仕訳する。

Capter3-4「当座借越」

当座借越とは銀行からの一時的な借り入れのことで、銀行と当座借越契約を結んでおけば一定額を限度として当座預金口座の残高を超えて小切手を振り出すことができる。

当座借越の処理には二勘定制一勘定制がある。

二勘定制では当座預金当座借越の2つの勘定を用いて処理を行う。

【当座預金口座の残高を超えて小切手を振り出した場合】

(買掛金)300万円 (当座預金)200万円
(当座借越)100万円

【上記の手続き後に当座預金口座への預け入れがあった場合】

(当座借越)100万円 (現金)500万円
(当座預金)400万円

一勘定制では当座預金の預け入れや引き出しを当座という1つの勘定で処理を行う。一勘定制の場合、当座勘定が借方残高なら当座預金を意味し、貸方残高なら当座借越を意味する。

【当座預金口座の残高を超えて小切手を振り出した場合】

(買掛金)300万円 (当座)300万円

【上記の手続き後に当座預金口座への預け入れがあった場合】

(当座)500万円 (現金)500万円

Capter3-5「小口現金」

日常発生する細かい支払に備えて、各部署の担当者に一定額の現金を渡し、各部署で発生した少額の支払について対応してもらうことがあり、このときに各担当者にわたす現金を小口現金と言う。

小口現金制度では、小口現金を管理する各部署の担当者を小口係または用度係、小払係と言う。各部署の担当者である小口係に対して、企業全体の資金を管理する人を会計係と言う。

定額資金前渡法とは、一定額を一定期間のはじめに会計係から小口係に前渡しし、一定期間終了後に支払報告にもとづいて使った金額を補給する方法のこと。

小口現金制度の注意点は仕訳をするのはあくまでも会計係であるため、会計係が登場しない取引(支払報告前の各小口係の支払等)では「仕訳なし」となる。

支払報告と小口現金の補給が同時のときは上記当座預金のときと同様に省略して一つの仕訳で処理を行う。

【支払報告と補給が同時の場合】

(旅費交通費)500万円 (小口現金)1,000万円
(通信費)300万円
(消耗品費)200万円
(小口現金)1,000万円 (当座預金)1,000万円

となるところを、小口現金の支払と補給を相殺して

(旅費交通費)500万円  (当座預金)1,000万円
(通信費)300万円
(消耗品費)200万円

上記のように処理を行う。

感想・気づき・つまづいた点

現金と聞くと、硬貨や紙幣しか思いつきませんが、通貨代用証券も現金として処理をするとのことなので、現金として処理をして良いのかどうか悩みそうな気がします。

特に小切手は受け取った場合は現金として処理をするのに、自分が振り出した場合は当座預金から処理をするなど、まだまだ簡単な仕訳しか出てきていないので、そこまで迷うことはありませんが、これが日商簿記2級など、難易度の高い試験に挑戦する場合や、実際に仕事で仕訳をする場合は明確に判断できるようにならないといけないと思うので、よく定義を学ぶ必要があると思いました。

当座預金の特徴に利子がつかないとありましたが、当座借越の場合、ネットで調べたら支払利息は付くとのことなので、当座=利子なしではないと覚えておきます。

小口現金もはじめましての言葉なので、要注意ですね。特に小口係がした取引が仕訳問題に出題されても、仕訳はあくまで会計係がするため、報告があるまでは、仕訳なしと回答しなければいけないところは、引っ掛けで出そうなので、気をつけようと思いました。

明日の予定

今日はChapter03現金預金をしたので、明日はChapter04手形に取り組みたいと思います。

明日の目標はChapter04-1手形とは~Chapter04-5手形の割引きまでを終わらせたいと思います。

日商簿記2級まで残り108日。

明日も勉強がんばります。

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