尾木ママの「叱らない」子育て論
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明石家さんまさんがMCをやっているテレビ
「ホンマでっかTV」に出演している教育評論家の尾木ママこと
尾木直樹さんが執筆した本です。
この本には尾木ママオススメの叱らない勉強法と
叱らない子育て術が書かれています。
本全体として200ページ以内ですし、それぞれの節が短く
わかりやすくまとめられているので、非常に読みやすいです。
強いて言えば、ハートなど、尾木ママ独特の表現が
ちょっとクドい気はしますが…汗
Contents
特に参考になった部分
子育てに手遅れはない
「脳の発達は3歳までに決まる!」や
先日読んだ本「9歳までで決まる! 算数が得意な子になる本」
等、「◯歳までに決まる」と言った早期教育を推奨する風潮があります。
私もできるだけ早い内から、しっかりと教育せねば!!
と肩に力が入っていました。汗
確かに早ければ早い程、例えば英語等はネイティブの発音で
話せたりと、メリットもたくさんあると思います。
しかし、◯歳までにトレーニングができないからと
言って、それで終わりではありません。
いくつになっても、学び直しも、育て直しも、成長もできる。
そうじゃなければ、生きていくことに希望が持てない。
子育てに手遅れはない!
と言う考えは、自分自身には適用するんですが、子どもに対しては
変な完璧主義のようなものがあったので、とても参考になりました。
目からうろこでした。
「どうしたの?」はどんな場面でも使える魔法の言葉
子どもが何か悪さをした時って、理由も聞かずに
頭ごなしに叱ってしまうことはありませんか?
私は、よくあります。汗
そういう時は、一度深呼吸して、落ち着いてから
「どうしたの?」と聞くと良いらしいです。
ひょっとしたら行い(結果)は悪かったかもしれませんが、
思い(過程)は正しいかもしれません。
本の事例で言うと、普段は仲の良い姉妹なのに、姉が妹を叩いたとします。
妹を叩いたこと(結果)は悪いことですが、叩いた理由が
妹がライターで遊んでいて危ないと思ったからと
言うことであれば、その思い(過程)は正しいことです。
このような場合は、どういう風に対処すれば良いのかを教えれば
良いのであって、その思い(過程)まで否定してしまうと、子どもの
主体性や意欲がなくなってしまうそうです。
叱るときも、まずは「どうしたの?」と子どもに聞くように
気をつけようと思います!!
執筆者:yo-sukepapa