【ITパスポート勉強記録|35日目】システム構成と故障対策を学習!

資格勉強
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今日の学習内容

使用教材:【令和3年度】キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
勉強時間:45分間
学習範囲:
Capter13-1「コンピュータを働かせるカタチの話」
Capter13-2「システムの性能指標」
Capter13-3「システムを止めない工夫」
Capter13-4「システムの信頼性と稼働率」
Capter13-5「転ばぬ先のバックアップ」

今日学んだ内容のポイントまとめ

Capter13-1「コンピュータを働かせるカタチの話」

コンピュータの処理形態は集中処理、分散処理、クライアントサーバシステムの3種類。
現在は集中処理と分散処理のいいとこ取りをしたクライアントサーバシステムが主流。

シンクライアントとは、クライアントサーバシステムの中で、特にサーバ側への依存度を高くしたもの。シンクライアントにおけるクライアント側の端末は入力や表示部分を担当するだけで、情報の処理や保管等はすべてサーバがする。

ピアツーピアとは完全な分散処理型のシステムで、サーバなどの一元的に管理する存在を必要としない。ちなみにピアツーピアはIP電話やファイル交換ソフトなどで使われている。

オンライントランザクション処理とは要求に対して即座に処理を行い結果が反映されるシステムの稼働形態。たとえば銀行ATMやチケット予約はオンライントランザクション処理を行っている。

バッチ処理とは、一定期間ごとに処理を取りまとめて実行する処理形態。たとえば給与計算は日々の勤務データを集めておき、月に一度バッチ処理を行っている。

Capter13-2「システムの性能指標」

ベンチマークテストとはシステムの性能を評価する手法のこと。

システムの性能を評価する指標には、スループット、レスポンスタイム、ターンアラウンドタイムがある。

スループットは単位時間あたりに処理できる仕事量をあらわす。この数字が大きいほど性能は高い。

レスポンスタイムとは、コンピュータに処理を依頼して終えてから、何らかの応答が返ってくるまでの時間を指す。この数字が小さいほど性能は高い。

ターンアラウンドタイムとは、コンピュータに処理を依頼し初めてから、その応答がすべて返されるまでの時間を指す。この数字が小さいほど性能は高い。

Capter13-3「システムを止めない工夫」

デュアルシステムとは、2組のシステムが同じ処理を行いながら、処理結果を互いにつきあわせて誤動作していないか監視するシステム。いずれかが故障しても片方だけで処理を継続することができる。

デュプレックスシステムとは、2組のシステムを用意するが、正常運動中は片方を待機状態にし、故障した場合に待機している方に切り替えるシステム。

デュプレックスシステムには待機方法によってホットスタンバイとコールドスタンバイに分けられる。

ホットスタンバイとは、あらかじめ主系の処理を引き継ぐために必要なプログラムを起動した状態で待機する方法。

コールドスタンバイとは、主系が壊れるまで、別の作業をしていたり、電源をオフの状態で待機する方法。

Capter13-4「システムの信頼性と稼働率」

平均故障間隔(MTBF)とは故障と故障の間隔をあらわすもの。故障していない期間を故障した回数で割って算出する。

平均修理時間(MTTR)とは修理に必要な時間をあらわすもの。修理に要した時間を故障した回数で割って算出する。

稼働率は稼働時間÷全運転時間=MTBF÷(MTBF+MTTR)で算出する。

直列システムの稼働率の算出方法は稼働率✕稼働率で算出する。

並列システムの稼働率は1-全体の故障率(故障率✕故障率)で算出する。

フォールトトレラントとは壊れても大丈夫なように対策をはかる考え方のこと。フォールトトレラントを実現する方法にはフェールセーフ、フェールソフト、フールプルーフ、フォールトアボイダンスがある。

フェールセーフとは、故障した場合に安全性を最優先する考え方。

フェールソフトとは、故障した場合に継続性を最優先する考え方。

フールプルーフとは、意図しない使い方をしても、故障しないようにする考え方。

フォールトアボイダンスとは、故障そのものの発生を防ごうとする考え方。

故障の発生頻度と時間の関係をグラフにした際に得られる傾向をバスタブ曲線と言う。

Capter13-5「転ばぬ先のバックアップ」

バックアップにはフルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップの3種類ある。

フルバックアップとは、保存されているすべてのデータをバックアップすること。

差分アップバックとは、前回のフルバックアップ以降に作成、変更されたファイルだけをバックアップすること。

増分バックアップとは、前回のバックアップ以降に作成、変更されたファイルだけをバックアップすること。

感想・気づき・つまづいた点

レスポンスタイムとターンアラウンドタイム、デュアルシステムとデュプレックスシステム、ホットスタンバイとコールドスタンバイ、フェールセーフとフェールソフト、差分バックアップと増分バックアップ、これらは名前も意味も似ているため、区別を明確にしておかないといけないなと思いました。

平均故障間隔、平均修理時間、稼働率の計算問題は計算式自体は非常に簡単で、出題されたら、必ず取りたい計算問題のため、テスト前にもう一度、公式を確認しておこうと思いました。

明日の予定

今日はChapter13システム構成と故障対策が無事に終了しました!

明日からはChapter14企業活動と関連法規に突入します。

明日の目標はChapter14-1企業活動と組織のカタチ~Chapter14-5関連法規いろいろを終わらせたいと思います。

キタミ式のテキストも残すChapterは3つなりました。

ITパスポート試験まで残り6日。

明日も勉強がんばります。

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